2018年10月3日放送

景観資源の保全と再生可能エネルギーの活用 調和に関する審議会

景観資源の保全と再生可能エネルギーの活用との調和に関する審議会が、先月26日(水曜日)に開催されました。その様子が届きましたのでお伝えします。この審議会は、遠野の美しく広大な自然環境・歴史的建造物などの景観資源の保全と、再生可能エネルギーの活用との調和を図るため、それらに関する重要事項について調査し、審議するために設置された市長の諮問機関です。今年度2回目の開催となったこの日は、本田市長から岩手大学農学部教授で、この審議会の会長を務める井良沢道也さんに諮問書が手渡されたあと、太陽光発電の事業計画3件と、風力発電の事業計画1件について協議されました。太陽光発電事業について、委員から「『永遠の日本のふるさと遠野』を守っていけるような景観対策が必要」などと意見が出ていたということです。また、小友町と隣接する住田町で発電計画されている風力発電事業については、ことし6月に住民説明会が開催されたことなどの進捗状況の確認や、景観・防災・住民理解について主に意見が出され、市としての対応策について審議されたということです。市では、今後、審議会での意見を踏まえながら、方向性について決定していくということです。

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