2018年10月1日放送

遠野市市制施行13周年記念 功労者表彰式

遠野市市制施行13周年を記念して、市勢振興に多大な貢献をした人に対する功労者表彰式がきのう(9月30日・日曜日)、市民センターで行われました。きのうの表彰式には、受賞者をはじめ、市内の各団体、地域の代表者などおよそ600人が出席しました。式辞で本田市長が「受賞されるみなさんは、それぞれの分野において市勢発展のため長年にわたり献身的に尽力されました。今後も遠野市の市勢発展のためご助言とご協力をお願いします」と述べました。この後、63個人・7団体に対する表彰が行われました。この内、市勢振興功労者表彰では4人が表彰を受けました。東穀町の藤村正子さんは、遠野市選挙管理委員会委員長として要職を歴任したほか、遠野市少年センター専任少年委員、遠野市レクリエーション協会会長、遠野わらすっこまつり実行委員会実行委員長を務め、地方自治の進展と生涯学習の推進に尽力しました。宮守町の照井至さんは、農事組合法人宮守川上流生産組合を設立し、代表理事組合長として一集落一農場の実現に向けた先進的な取り組みを先導し、新たな農業の在り方とその振興に役立てました。附馬牛町の江川幸男さんは、酪農を中心に山菜や原木きのこといった特用農林産物の生産、販売の拡大に取り組んだほか、平成16年に遠野市初のどぶろく製造免許取得者となり農業経営の多角化を発展させました。中央通りの菊池秀智さんは、遠野市老人クラブ連合会会長として要職を歴任したほか、遠野市高齢者福祉計画・介護保険事業計画策定委員会委員などを務め、市民福祉の向上に役立てたとして表彰されました。続いての特別表彰では、3個人が表彰されました。早瀬町の佐藤倉造さんは、遠野市立中学校再編成検討委員会委員長や遠野市明るい選挙推進協議会会長を務め、学校教育の向上発展と地方自治の進展に貢献しました。穀町の千葉教子さんは、永年にわたり遠野物語ファンタジーの制作に携わったほか、市民、児童・生徒を対象にした事業を企画するなど市民の芸術文化の発展に役立てました。埼玉県越谷市の吉田征作さんは、永年にわたり遠野郷人会会長を務め、遠野の魅力を全国に発信し、観光及び都市間交流の振興に役立てたとして表彰されました。この他にも市勢発展に尽力した人たちに表彰状や感謝状が贈られました。表彰式のあとは、受賞者を代表して、市勢振興功労者表彰を受けた藤村さんがあいさつをしました。きのうの功労者表彰式に出席した人たちは、受賞者たちのこれまでの活動を労うとともに今後の遠野市の市勢発展と飛躍を誓い合っていました。

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