2018年9月28日放送

遠野市議会から遠野市へ要望書

遠野市議会は今週火曜日(25日)、「市民と議会との懇談会」による遠野市への要望書を本田市長に提出しました。とぴあ庁舎を訪れたのは、市議会の新田勝見議長と安部重幸副議長、瀧澤征幸議会運営委員長の3人です。市議会では、ことし4月に市内11会場で議会の活動報告や「少子化・高齢化対策」に関するテーマで市民との懇談会を開催し、市民から、全部で59項目の意見・要望があったということです。寄せられた意見・要望は、議会運営委員会、各常任委員会、議員全員協議会で協議を行い、「市に対し要望する事項」「議会の特別委員会の中で協議する事項」など3つに分類されました。このうち、今回、市に提出した要望は、「土淵保育園前の空き家への対応」と「消防団員の免許取得への支援」の2項目です。「土淵保育園前の空き家への対応」については、老朽化が著しく物が飛散する危険と園児や周辺住民に被害が及ぶ恐れがあり、早急な対応が望まれることなどから要望されました。また、「消防団員の免許取得支援」では、去年3月の道路交通法改正後に普通免許を取得した消防団員の運転は総重量3.5トン未満の車両に限られるため、消防団活動や団員確保に支障をきたすことから、団員の準中型免許取得費用の支援が要望されました。本田市長は、「要望はしっかりと受け止め、対応について検討していきたい」とコメントしていたということです。なお、市議会では、市民から寄せられた59項目の意見・要望に関する市議会の対応についての報告を、各地区センターに置くほか、市議会のホームページで公開するということです。

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