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2018年9月28日放送

佐々木喜善祭

あす９月２９日（土曜日）は「遠野物語」の話者佐々木喜善の命日です。これに合わせて、土淵町の伝承園では、きょう（２８日・金曜日）から佐々木喜善祭（さい）が開かれています。明治１９年１０月５日に現在の土淵町山口に生まれた佐々木喜善は、柳田（やなぎた）國男の「遠野物語」の話者として知られています。あすの命日を前にきょうは、親族や土淵町地域づくり連絡協議会の安部全一会長などが墓参りをしました。墓参りに訪れた人は、花を手向け佐々木喜善の功績を振り返るとともに冥福を祈っていました。この後、佐々木喜善祭として伝承園で佐々木喜善を偲ぶ会が開かれ、初めに、集まった地域の人などが献花をしました。続いて、土淵保育園・土淵小学校の子どもたちと、語り部の菊池タキさんが昔話を披露しました。少し緊張した様子を見せながらも、がんばって覚えた昔話を披露した子どもたちに、訪れた人たちは大きな拍手を送っていました。なお、佐々木喜善祭は、来週金曜日（１０月５日）まで開催されることになっていて、期間中、伝承園では午前１１時からと午後１時３０分からの１日２回、無料で昔話を聞くことができるということです。

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