2018年9月24日放送

元八幡宮例大祭

松崎町宮代地区にある元八幡宮で、先週土曜日(22日)例大祭が開催されました。元八幡宮は、南部氏が、およそ350年前に現在の松崎町白岩に八幡宮を移すまでお社があったことから「元八幡宮」と呼ばれています。参道入り口には、スギとサクラが根元で抱き合い、長い年月、夫婦のように寄り添って立つ「夫婦杉桜」があり、「元八幡宮境内地及び夫婦杉桜」は、平成19年に遠野遺産第35号に認定されています。元八幡宮の例大祭は、先週金曜日(21日)に宵宮まつり、先週土曜日(22日)に神事と八幡神楽保存会による神楽奉納がそれぞれ行われました。先週土曜日は、地域の人たちの家内安全や五穀豊穣を祈る神事が行われたあと、ステージでは、八幡神楽が、地域の人たちの幸せを願って、権現舞を披露しました。そのあとは、地域の子どもたちなどによるアトラクションです。初めに、遠野中学校の吹奏楽部が演歌メドレーなどを披露し、会場を訪れた人たちは、手拍子をしたり、口ずさんだりと、リズムにのりながら聞き入っていました。続いて、松崎保育園の年長園児たちが元気よく太鼓を披露し、祭りに華を添えていました。そして、お楽しみの餅まきも行われ、子どもから大人まで手を上げてアピールしながら餅をひろい、盛り上がりをみせていました。また、境内には、地元の人たちによる屋台も出店され、訪れた人たちは、焼き鳥や焼きそばなどをおいしそうにほおばりながら、まつりを堪能していました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.