2018年9月21日放送

日本学校農業クラブ東北連盟大会 緑峰高校 最優秀賞を報告

先月23日から2日間、宮城県で開催された日本学校農業クラブ東北連盟大会のプロジェクト発表会で、緑峰高校生産技術科の生徒が最優秀賞を受賞し、その報告会がきのう(20日・木曜日)とぴあ庁舎で開かれました。日本学校農業クラブ東北連盟大会のプロジェクト発表U類で最優秀賞を受賞したのは、生産技術科草花研究班の3年生9人です。9人は、先輩たちから代々引き継がれているホップ和紙の研究で、今回、ホップ和紙の強度アップを目標に研究した成果を発表してきました。草花研究班がホップ和紙研究を始めてから3年連続4度目の全国大会出場となります。報告会では、本田市長や中浜教育長などが見守る中、生徒たちが東北大会の報告をしながら研究の一番の成果として自分たちがデザインし作ったホップ和紙のドレスやちゃんちゃんこなどを披露しました。本田市長は、ちゃんちゃんこに袖を通してみながら、作品の出来映えにうなり声をあげて感心している様子でした。ホップ和紙のドレスについて女子生徒たちは、「世の中の女性の憧れだから」「想像以上のできあがり」と目を輝かせ、実際に着てみた生徒は、「軽くて着心地が良いです」と笑顔で応えていました。全国大会でも、このドレスとちゃんちゃんこを着て発表することになっています。また、草花研究班は、ことし2月に全国ユース環境活動発表大会で環境大臣賞を受賞した時の副賞として、海外での研修に参加したことを報告し、さまざまな経験を通して大きく成長していることを伝えていました。全国大会には、プロジェクト発表U類に出場する草花研究班の他にも、生産技術科3年の菊池晃広君と千葉麻実加さんが校内選考会で選ばれ、農業鑑定競技会に出場することになっています。本田市長は、生徒たちに、「みなさんの取り組みが地域の人たちを大変元気づけている」と感謝の思いを伝え、「全国大会では、日頃の取り組みを自信を持って発表してきてください」とエールを送っていました。日本学校農業クラブ全国大会は、来月23日(火曜日)から3日間、鹿児島県で開催される予定です。

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