2018年9月13日放送

遠野物語ファンタジー 来年公演の脚本決まる

今年度2回目となる遠野物語ファンタジー制作委員会が昨夜(12日・水曜日)、市民センターで開かれ、来年公演の遠野物語ファンタジーの脚本が決まりました。きのうの制作委員会では、菅原伴耕委員長などが出席し来年公演となる第44回ファンタジーの脚本について協議されました。その結果、昭和59年に公演された第9回のファンタジー「羽衣の詩〜天人児より〜」をモチーフにした『天人子〜まごころの贈り物〜』に決まりました。制作委員会によりますと青笹町が舞台となるこの物語は、天人子が巫女石池に降りて水浴びをしている時、惣助という若者が天人子の羽衣を盗んでしまい、天人子は、その羽衣を取り戻すことができるかといった話の展開ということです。また、昨夜の制作委員会では、「遠野物語ファンタジーが元気になるまでプロジェクト」についても協議されました。このプロジェクトは、全国に先駆けて取り組んできた市民の舞台「遠野物語ファンタジー」について新しいもの・古いもの、必要なもの・変えるべきものを見つめ直し、将来に引き継いでいこうというもので、ことし5月にファンタジー制作委員会内で立ち上がりました。既に舞台研修、脚本の書き方の講座や演劇の魅力を知る講演会などが開かれていますが、昨夜の制作委員会では、今後のプロジェクトの取り組んでいく内容について意見が交わされていました。44回目となるファンタジーの公演は、来年2月23日・土曜日とい24日・日曜日の2日間、市民センター大ホールで予定されています。公演に向けて現在、キャストとスタッフの募集が行われています。申し込み・問い合わせは、ファンタジー制作委員会事務局までお願いします。

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