2018年9月7日放送

遠野市産業まつり出店に向けて中央大学生試食会

10月に開催される遠野市産業まつりでの出店に向けて、先月、中央大学の学生たちが遠野市を訪れました。中央大学経済学部の丸山ゼミでは、ビジネスプランを用いた地方創生に取り組んでいて、企画だけで終わらせるのではなく実践につなげようと、富士ゼロックスの協力のもと、ビジネスプランを具体化するため、遠野でフィールドワークを実施しています。このうち、グルメチームの3年生4人は「新しい食文化のきっかけづくりをしたい」というコンセプトのもと、大学でメニューの考案をしたり、去年から度々遠野を訪れたりして、遠野の新しいB級グルメの開発に取り組んできました。そして4人は、遠野の特産品「ジンギスカン」を生かした新しい食文化を生み出し、遠野市の地域活性化につなげようと、およそ半年かけて「ラム丼」を考案しました。ことし10月に開催される産業まつりでの販売を前に、4人は、先月27日(月曜日)、遠野風の丘で、訪れる人たちに試食をしてもらい、味付けや価格についてアンケートをとっていました。学生たちの呼びかけに足を止めた人たちは「おいしかった」と感想を述べたり、パドロンについて質問をしたりと評判は上々なようで、学生たちは、産業まつりに向けて、意欲を高めた様子でした。4人は、この日のアンケート結果を参考にしながら、味付けや価格を決め、産業まつりに向けての準備を進めていくということです。

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