2018年9月4日放送

市議会一般質問

9月市議会定例会は、きょう(4日・火曜日)一般質問2日目を迎え、4人の議員が質問に立ちました。きょうは、萩野幸弘議員、浅沼幸雄議員、菊池充議員、瀧本孝一議員の4人が登壇し、市の子育て支援施策などについて市の考えをただしました。このうち、遠野駅舎について本田市長は、4年前の平成26年9月に、JR東日本盛岡支社から遠野駅舎の解体と規模縮小の方針の提示を受けたことから、平成27年2月に「遠野駅舎の未来を考える会」を立ち上げ、ワークショップを開くなどしながら意見をまとめ、申し入れを行ったことや、JR盛岡支社との信頼関係を崩さないよう、4年をかけて協議してきたことなど、これまでの経緯について説明しました。また、6月市議会定例会で可決された「遠野駅舎周辺整備基本計画調査負担金」については、あくまでも調査で、合築を一つの選択肢として検討するためのものと説明した上で、「100年後に誇れる駅舎がどのように作れるか、調査によって、もう少し具体的になってくるので、幅広い選択肢を持ちながら、より慎重に、より丁寧に、情報共有し、課題を確認しあいながら、市民の皆さまと共にこの問題に向かっていきたい」と答弁しました。また、子育て支援施策について、ことし5月にリニューアルオープンした、東舘町のわらすっこルームの利用状況は、昨年度5月の利用者に比べおよそ6倍、また、6月から8月まではおよそ3倍の増加となったと説明しました。本田市長は「市民に親しまれる子育て拠点の第2弾として、妊娠から出産、子育てと切れ目のないコーディネートする拠点を見いだしていかなくてはならない。周辺も含め、どのような土地利用をしていくのかを視野に入れながら、共生社会のコンセプトも踏まえ、子育てへの思いを形にする方向で検討してまいりたい」と答弁しました。9月市議会定例会は、あす(5日)から4日間は決算特別委員会、来週、11日・火曜日から2日間は予算等審査特別委員会、そして最終日の13日(木曜日)に本会議が開かれ、議案の採決が行われる予定となっています。

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