2018年8月30日放送

愛知・大口町の子どもたち 遠野でそば打ち体験

今週月曜日(27日)から遠野市や陸前高田市で体験学習をしていた愛知県大口町の子どもたちが、きのう(29日・水曜日)附馬牛町の早池峰ふるさと自然学校でそば打ち体験をしました。大口町の子どもたちは、おととい(28日・火曜日)陸前高田市を訪れ、奇跡の一本松などを見学したほか、陸前高田市議会の及川修一副議長から震災発生当時や復興状況などの話を聞きました。このうち、大口町のNPO団体「絆・11」として参加した大学生の松田大さんは、東日本大震災の発生の翌年、陸前高田市や大槌町の仮設住宅などを訪れ、被災者の話を聞いたり子どもたちと遊んだりしながらボランティア活動を実践したということです。松田さんは、久しぶりに訪れた陸前高田市の復興の様子に驚いたということでした。そして、最終日となったきのうは、附馬牛町の早池峰ふるさと自然学校で地域の人達から指導を受けながらそば打ちに挑戦しました。そば打ちをするのは初めてという子どもがほとんどでしたが、手順やコツを聞いておいしい「そば」になるよう一生懸命作っていました。出来上がった「そば」を見た子どもたちは、「すごく太いのがある」「太さがばらばら」などと笑みを浮かべながら、手作りのそばを食べていました。子どもたちは、自然豊かな遠野での体験を満喫して、きのう大口町に帰ったということです。

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