2018年8月27日放送

過去最多の入り込み 遠野ホップ収穫祭2018

遠野ホップ収穫祭2018がおととい(25日・土曜日)から2日間、中央通りの蔵の道ひろばで開催され、これまでで最も多い入り込みとなる盛況ぶりでした。この遠野ホップ収穫祭は、おいしいビールと遠野の旬の食材を味わいながら一緒にその収穫を祝うというイベントで、3年前から市内外に対象を広げた形で開催されています。また、今回から遠野市やキリンビールのほか市内の企業も加わった遠野ホップ収穫祭実行委員会が主催となっています。初日となったおととい、会場いっぱいに人が入る中お昼12時からオープニングセレモニーが始まり、遠野中学校の遠野を盛り上げるプロジェクト農業グループホップチームの生徒たちがこの日の朝収穫したというホップがキリンビール仙台工場の吉ア成洋醸造エネルギー担当部長などに手渡されました。遠野ホップ農業協同組合の佐々木悦男組合長は、「本年度は、春から天候不順で生育の心配があったが収穫間際でだいぶ天候が回復しました。頑張ってしっかりした良質ホップを生産し続けます」とあいさつしました。ホップを受け取ったキリンビールの吉崎部長は、ことしで発売15年目となる一番搾りとれたてホップ生ビールが10月23日に全国発売されることを紹介しながら「いつも応援いただいているみなさまにビールおいしい、うれいしいと思っていただけるよう頑張って参ります」とあいさつしました。会場を訪れた人たちは、冷えたビールをおいしそうに飲みながら収穫祭のイベントを堪能していた様子でした。また、東京の産業能率大学の学生たちが収穫祭に参加していました。東京の自由が丘で地ビールを造りたいと夢を持つ学生たちは、ビールが好きな人がどういう思いで集まり、飲んでいるのかを聞きながら今後の取り組みの参考にしようと会場での店舗を手伝いながらアンケートもしていました。なお、実行委員会によりますとことしのホップ収穫祭は、これまでで最も多い2日間で7500人だったということです。

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