2018年8月24日放送

わらすっこ支援委員会 辞令交付

今年度1回目となるわらすっこ支援委員会が、きのう(23日・木曜日)市役所東舘庁舎で開かれました。わらすっこ支援委員会は、子どもの権利の保障を推進し、子どもに関する施策の充実を図るため、市の子育て支援策を協議する場として開かれています。きのうは、初めに、今年度から新しく委員に任命された15人に対して辞令書が交付されました。委員の任期は、2年間となっています。今年度は、委員の再編があり、未来の子育て世代として市内2校の高校生や、子育て支援者として福祉および療育関係者も新たに委員に加わったことで、市の施策の充実に向けて多方面からさまざまな意見を聞きながら、協議を進めていくことになります。きのうの委員会では、初めに、飛内副市長が「あらゆる角度からどんどん意見を出していただきたい。それに対して、市として、たくさん応えられるようにがんばりたい」とあいさつしました。続いて、役員の選出が行われ、委員長には松田希実さん、副委員長には汀大さんが選任されました。再任となった松田委員長は「みなさんや周りの方たちが、普段考えていることや困っていることをこの場で言えるような会になれば」とあいさつしました。そのあと、意見交換をしやすいようにとグループごとに分かれ、3つの事項について、協議されました。平成30年度の主要事業について、市の担当課から、花巻市にある県立花巻清風支援学校本校の寄宿舎で生活する生徒が、週末は自宅で過ごせるように、毎週月曜日と金曜日に市が送迎バスを無料で運行することにより、保護者の負担軽減を図っていること。子どもの発育にかかる障がい等の早期発見と、育ちの相談・指導などを充実するため、専門職である臨床心理士を、通年で任用できるシステムの構築の検討をしていることなど、本当に支援が必要な子どもへの支援を進めていると説明がありました。これらを受け、各グループで話し合いが行われた後、それぞれが感じたことや疑問点などについて、意見が出ていました。このほか、少子化対策などについての意見も出ていました。わらすっこ支援委員会は、今年度、あと2回開催される予定で、少子化対策・子育て支援施策についてなど、協議されることになっています。

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