2018年8月23日放送

達曽部盆踊りの夕べ

宮守町達曽部で先週水曜日(15日)盆踊りイベントが開催され、会場は、お盆で帰省している子どもや若者など多くの人たちで賑わいました。その様子が届きましたのでお伝えします。宮守町達曽部では、昔、御霊の供養と帰省客などの交流の場としてお盆中に盆踊りが開催されていましたが、人口の減少や若者の流出などによりいつしかからその催しは廃れていっていました。しかし、近年、地域の有志により盆踊りが実施されるようになり、今年度は、達曽部地域づくり連絡協議会がバックアップして催しを盛り上げました。その「達曽部盆踊りの夕べ」はことしで5回目の開催となり、「みんなで築くふるさと遠野推進事業費」が活用されました。届いた映像では、焼きそばやかき氷などの屋台に並ぶ可愛らしい浴衣姿の子どもたちや子どもと大人が一緒に輪になって盆踊りを踊る姿が見られました。この達曽部盆踊りは、およそ60年前に地元・達曽部の小林季一さんが作詞し、達曽部中学校の先生たちで振り付けが考えられたといわれています。ことしは、雨天のためプログラムが一部変更になりましたが、浴衣コンテストや抽選会も予定通り開催されたということです。会場には、お盆で帰省している子どもや若者などおよそ100人が訪れ、ふるさとでの夏を満喫していた様子だったということです。

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