2018年8月22日放送

市長記者懇談会

8月の市長記者懇談会がきのう(21日・火曜日)、とぴあ庁舎で開かれ、6つの項目について発表されました。きのうは、本田市長、飛内副市長、中浜教育長から市の一般会計補正予算案の概要や市民の健康増進のための歩数対決イベントの実施などについて発表されました。来週28日・火曜日に開会となる9月遠野市議会定例会に提出となる今年度の市の一般会計補正予算案については、歳入歳出にそれぞれおよそ5億2967万円を追加し、予算の総額をおよそ184億9194万円とするものです。主な内訳として、「ビールの里・遠野」構想に係る基盤整備関連の経費におよそ1億8131万円。ホストタウン会場整備として国体記念公園市民サッカー場クラブハウス建築工事請負費におよそ1億630万円。アメリカ・チャタヌーガ市などへの高校生派遣事業の拡充支援などにおよそ794万円などとなっています。他に、第2次遠野市総合計画前期基本計画まちづくり指標など昨年度・平成29年度の実績についての発表がありました。市民1人当たりのごみの排出量や市民環境団体登録数などまちづくり指標の総数130のうち100%以上の達成率が73指標、達成率90%以上100%未満が31指標、達成率90%未満の未達成が26指標だったということです。本田市長は「まずまずの実績数値になったのでは」と見る一方でコミュニティ消防センターの更新整備や特定健康診査受診率など未達成26指標については「しっかりと検証することが大事。もう少し詳しく分析が必要」と述べていました。また、国の地方創生法に基づく昨年度の18の重要業績評価指数・KPIについては、創業支援件数や企業の新設・増設件数など7指標が目標数値を達成し、新規学卒者雇用数や重点野菜出荷額など11指標が未達成だったということです。また、きのうの記者懇談会では、ブラジル・ドイツ訪問についても発表がありました。本田市長は、きょう(22日・水曜日)から来週29日・水曜日まで来年7月に実施となるブラジル視覚障害者5人制サッカーチーム事前合宿に関する協議やブラジルパラリンピック委員会へのホストタウン登録の報告などのためブラジルを訪問するということです。また、今後の文化交流について懇談のためドイツのシュタイナウ市も訪問するということです。

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