2018年8月21日放送

遠野産ホップ収穫安全祈願祭

遠野産ホップの収穫が始まり、おととい(19日・日曜日)、上郷町にあるホップ加工処理センターで関係者を集めて安全祈願祭が行われました。この安全祈願祭は、遠野の基幹産業であるホップの収穫作業が、事故もなく無事に終わるようにと、JAいわて花巻が実施しました。この日、上郷町にあるホップ加工処理センターでは、遠野ホップ農協の組合員やキリンビールの社員などおよそ30人が出席する中、遠野ホップ農協の佐々木悦男組合長などが「今まで生産者がしっかりと育ててきたホップを大切に取り扱いながら作業にあたってほしい」とあいさつしました。続いて、神事に入り、佐々木組合長に合わせて出席者全員で拝礼をし、今年度の遠野産ホップの収穫と出荷作業の無事を祈願しました。この後、さっそく、上郷町内で収穫されたばかりのホップが搬入され、ホップの花を摘む「摘花」と「選別」、そして、乾燥作業が行われていました。遠野ホップ農協によりますと、ことしのホップは、春先の天候不順が心配されたものの、その後の天候が回復したため、品質的には問題のない良質なホップになったということです。また、今年度の収穫作業は、来月(9月)10日まで続き、収穫量は、去年同様のおよそ3万4千キログラムを見込んでいるということです。なお、遠野から出荷されるホップは、10月23日にキリンビールから全国発売される一番搾りとれたてホップ生ビールなどの原料として使われるということです。

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