2018年8月16日放送

全日本・国際大会 大舞台での活躍を経験して

遠野一輪車クラブは、先月開催された全国大会と、今月開催された国際大会に出場し、準優勝などの好成績を残しました。彼女たちが、大舞台で得たものとは何だったのか、取材しました。先月15日に、群馬県高崎市で開催された全日本一輪車競技大会。遠野一輪車クラブからは、中学生のペア2組と、中学1年生から高校3年生までのメンバーで結成されている「Salto」が出場しました。このうち、中学生ペアの「クラスA」に出場した菊池紗樺さんと千田玲那さんの2人は、全国の舞台で見事、優勝しました。同じく、中学生ペアのクラスに出場した馬場ひなたさんと吉田歩果さんの2人は、6位入賞と好成績を残しました。そして、11人以下のグループ「クラスS」に出場したSaltoは、準優勝という結果を残しました。取材に伺ったこの日、練習場所の市民体育館にサプライズゲストが訪れました。去年まで遠野一輪車クラブのメンバーとして活躍し、ことしから関東の大学に通っている菊池彩純さんです。憧れの先輩・彩純さんの嬉しい訪問に、メンバーたちの目は輝き、久しぶりの再会を喜んでいました。彩純さんは、現在、遠野一輪車クラブと交流がある神奈川県の川崎渡田一輪車クラブに所属しています。川崎渡田一輪車クラブのメンバー10人と、遠野一輪車クラブの宮澤来実香さん、琴畑歩美さんなど、13人で結成された合同チーム「MIRACLE JAPAN」は、今月、韓国で開催された国際一輪車競技大会に出場しました。日の丸を背負って出場した「MIRACLE JAPAN」は、圧巻の演技を披露し、準優勝という快挙を成し遂げました。また、宮澤さんと琴畑さんは、ペアのクラスにも出場し、こちらも堂々たる準優勝。世界の大舞台で、彼女たちは、さまざまな経験を得たようです。いつも支えてくれている先生や保護者、ともに汗を流してきた仲間たちへの感謝と、一輪車への情熱を胸に、遠野一輪車クラブのメンバーたちは、また次の目標に向かって歩み続けます。

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