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2018年8月9日放送

教育研究所全体研修会

今年度の遠野市教育研究所全体研修会が、先週木曜日（２日）あえりあ遠野で開かれました。この研修会は、教職の専門性の維持・向上を図るとともに教員として必要な能力や資質を高めるため毎年開かれています。この日は市内の小中学校の教職員およそ２００人が参加し、「道徳教育」「言語活動」「復興教育」「特別支援教育」「教育相談」の５つの分野で、講義や演習が行われました。このうち、今年度、新たに開設された「言語活動」では、秋田県の小坂小・中学校の中井淳校長が、思考力や判断力を育てるために必要な事や、授業での話し合い活動の方法などについて講義しました。このほか、「道徳教育」では、これまで成績評価の対象外だった「道徳」が、小学校では今年度から、中学校では来年度から、「特別の教科道徳」として成績評価の対象になるため、評価をする際に気を付けなければいけない事などについて講師の秋田公立美術大学の毛内嘉威副学長から説明がありました。参加した人たちは、メモを取りながら熱心に話を聞き、今後の授業や成績評価などの参考にしている様子でした。

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