2018年8月9日放送

上郷お宝バスツアー

上郷児童館の児童たちがおととい(7日・火曜日)、上郷町地域づくり連絡協議会が主催する上郷お宝バスツアーで、地域の歴史文化に触れました。このツアーは、地域の歴史文化を児童に知ってもらい郷土愛を育んでほしいと、開催されました。ツアーに参加した上郷児童館の児童20人は、上郷町の遠野遺産や産直、花農家の計4カ所をバスで巡りました。この中で、遠野遺産に認定され遠野七観音の3番札所として知られている平倉観音では、建物の歴史について学んだ他、病を除き、罪を清め、幸せをもたらすとされている合計11面の顔を持つ本尊を見学しました。続いて、バスに乗ってさらに上郷の奥へと移動した児童たちは、花農家の駒込和男さんのお宅を訪ねました。駒込さんのお宅は、トルコキキョウやアルストロメリアなど10種類の花を育て県内外へと出荷している花農家30年のお宅です。駒込さんは、「挑戦なくしてチャンスはない」と、寒冷地では珍しいパッションフルーツを育てることにも挑戦しており、自宅の玄関前には、収穫にはまだ早いですが緑色をしたパッションフルーツの実がしっかりと育っていました。駒込さんのお宅では、ハウスで栽培されているアルストロメリアの花の収穫体験が行われ、児童たちは、色とりどりのアルストロメリアの花を丁寧に切り取っていきました。駒込さんから児童たちには、この日収穫したアルストロメリアと一緒にヒペリカムなどの花もプレゼントされ、「お花を好きになってください」とメッセージも伝えられていました。このあと、お昼時間には、駒込さんがセッティングしてくれたハウスの中で、持参したおにぎりと一緒に地元のアクティブマミーの人たちが作ってくれた豚汁を食べ、この日学んだことを振り返るクイズも行われていました。児童たちは、ツアーを通して、地域の人や歴史文化に触れ、郷土愛を育んでいた様子でした。

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