2018年8月6日放送

遠野遺産認定調査委員会 市長に意見書提出

遠野遺産認定調査委員会が先週金曜日(3日)、本田市長に意見書を提出しました。今回、市内の自治会などから遠野遺産に推薦があったのは、建造物や記念碑など7件でした。宮守町達曽部の中斉駒形神社。宮守町下宮守の蘭場の山神神社。綾織町下綾織の月山神社。宮守町上宮守の上宮守西風の石碑群。宮守町達曽部の湧水念仏。宮守町上宮守の上宮守神楽。そして宮守町下鱒沢の一里塚と迷岡駒形神社です。先週金曜日、とぴあ庁舎を訪れた遠野遺産認定調査委員会の杉田盛彦委員長が市内の自治会などから推薦のあった7件について調査した結果いずれも認定が妥当と意見書を本田市長に提出しました。受け取った本田市長は、遠野遺産制度ができて以来関わっている杉田委員長に感謝するとともに「遠野の元気を発信していくエネルギーにしたい」と応えていました。この後の懇談で杉田委員長は、平成19年度から始まった遠野遺産について一つの節目を越えたのではと考えを述べ、調査委員会の委員から「認定された後どのように活用されているか関心がある」という意見が出ていることに触れていました。そして、遠野遺産がある所になぜこういう建物ができたのかなどといった物語が結びつけば遠野遺産の価値も高まり、全国に発信できるのではと本田市長に提言していました。なお、意見書をもとに正式に遠野遺産に認定されると今月19日に開催される遠野文化フォーラムの中で遠野遺産認定証が交付されることになっています。

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