2018年8月3日放送

遠野市総合計画審議会

遠野市総合計画審議会がきのう(2日・木曜日)本庁舎大会議室で開かれ、第2次遠野市総合計画前期基本計画のまちづくり指標などについて審議されました。この総合計画審議会は、市の総合的な計画の策定と推進に関する必要な事項を調査・審議・評価するために設置された市長の諮問機関です。きのうの審議会は、市民・関係機関団体などからなる委員25人のうち代理出席を含める22人と本田市長や市の幹部職員が出席しました。市が取り組む高校教育のあり方についてなど7つの項目が報告されたあと、まちづくり指標や遠野スタイル創造・発展総合戦略の重要業績評価指標などが審議されました。このうち、まちづくり指標については、「自然を愛し共生するまちづくり」や「健やかに人が輝くまちづくり」など5つの大綱別で示されています。総数130指標のうち、子どもたちに関わる部分について触れた委員からは、『子どもたちの意識』という面で指標を加えるよう提言が出されました。委員は、「遠野の子どもたちは地域に関心を持ち行事の参加も多く、子どもたちの学力だけでなく前向きに生きている指標を掲げる事で、まちづくりに関わる人や郷土芸能に関わる人の励みにもなるのでは」と述べていました。これに対し、市は「貴重な意見をいただいた。後期基本計画の策定について関係課と相談しながら検討して取り入れていきたい」と応えていました。なお、まちづくり指標平成29年度実績などについては、今月21日(火曜日)に議員全員協議会で報告され、市のホームページや地区センターなどの公共施設、広報遠野10月号で市民などに公表される事になっています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.