2018年8月2日放送

グローバル企業経営塾

グローバル企業経営塾のフィールドワークが、先週金曜日(7月27日)から3日間土淵町の遠野みらい創りカレッジで開かれました。東京の学習塾「早稲田塾」が主催したグローバル企業経営塾は、ビジネス社会の概要や国際社会の中で企業に求められる責任・CSRについて高校生のうちに学ぶプログラムでことしで5回目となります。今回のプログラムには東京と遠野の高校生35人が参加し、東京で2日間の講義を受けた後、フィールドワークのため遠野市を訪れました。高校生たちは、6次産業やツーリズムなど5つのテーマごとに分かれて先週土曜日(7月28日)に遠野市内を回り、遠野市の現状と課題を把握するために調査をしたということです。そして今週日曜日には発表会が開かれ、高校生たちは食品メーカーや航空会社などのCSR担当という想定で、「遠野市が抱える課題解決のために企業として何ができるか」をグループごとに発表しました。ほかにも、「市外からの移住希望者向けのコミュニティの場を提供する」「国外の姉妹都市と連携し、外国語教育に力を入れて教育都市してアピールする」などさまざまな提案が出されていました。発表を聞いた市職員や地域の人達は、高校生たちの提案に感心していた様子で、「みなさんが社会人になったら実現させて、遠野を盛り上げてほしい」という感想も出ていました。なお、生徒たちは、来週日曜日(5日)に東京で行われる個人プレゼンテーションで、今回のプログラムで学んだことなどについて発表するということです。

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