2018年7月25日放送

絆Venus 全国大会へ向けて

野球が大好きな県内の中学生の女子生徒が集うチーム「岩手絆venus」が、今週金曜日から始まる全国大会に出場することになりました。全国大会に向け、練習に励む彼女たちを取材しました。県内の中学生以上としては唯一の女子野球チーム「絆venus」は、野球が大好きな女子がずっと野球を続けられるように。また、東日本大震災で被災し、大変な思いをしている子どもたちに大好きな野球ができる環境を作り、沿岸と内陸の子どもたちが野球を通じて絆を深めながら、岩手に勇気・希望・元気を届けようと、6年前に結成されました。「絆venus」には、遠野のほか、大船渡や釜石、宮古、盛岡などから野球が大好きな中学1年生から高校2年生の女子選手14人が集まり、遠野を拠点に、毎週日曜日、練習に励んでいます。絆venusは、岩手県野球協会から推薦を受け、今週金曜日から京都府で開催される第3回全日本中学女子軟式野球大会に出場することが決まりました。この大会には、遠野西中学校に通う河野瑠生さんと及川真緒さんも内野手として出場することになっています。今週日曜日、「絆venus」は、壮行試合をしながら、全国大会に向け最後の調整に努めていました。この壮行試合には、選手の保護者のほか、チームを率いる佐々木監督とともに釜石道を作るために熊本や青森から来ているという建設会社の人たちも、選手たちを応援しようと駆けつけ、キラキラと輝く選手たちの笑顔に、元気をもらえたと話していました。なお、絆venusは、全国大会の初戦、北海道代表のシェールズジュニアと対戦します。

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