2018年7月23日放送

柏木平リバーサイドまつり 全国やぶさめ競技遠野大会合同開催

柏木平リバーサイドまつりと全国やぶさめ競技第12回遠野大会が、きのう(22日・日曜日)宮守町柏木平特設会場で合同開催されました。このうち、リバーサイドまつりでは、地元・宮守町に住む若者の有志で5年前に結成された和太鼓集団「和會」がオープニングを華々しく飾り、迫力ある太鼓で会場を盛り上げました。会場には、工作体験コーナーや縁日コーナーなど、たくさんのイベントコーナーが設けられ、子どもたちが、スーパーボールすくいや、思い思いの作品作りなどに挑戦していました。また、来年、釜石市などを会場に開催されるラグビーワールドカップに向けて、日本代表のサインが入ったユニホームの展示や、キックゲームが体験できるPRコーナーも設けられていました。子どもたちは、小さなゴールポストをめがけて子ども用のラグビーボールを蹴ったり投げたりしながら、ラグビーに親しんでいました。「魚つかみ取り」と「魚つり」では、200匹ずつ放されたニジマスと子どもたちとの真剣勝負です。放されたニジマスたちは用心深いようで、なかなか姿を現さず、逃げ足も素早いなか、子どもたちは、全身水につかりながら必死にニジマスを追いかけていました。ステージイベントでは、きゅうりの一本漬けとアイスの早食い大会が開かれました。優勝を目指して必死に食べる姿に、会場からは笑いが起こっていました。訪れた人たちは、さまざまなブースを巡りながら、遠野の夏のイベントを堪能していました。また、きのう(22日・日曜日)は、12回目となる全国やぶさめ競技遠野大会も開催されました。きのうの大会には、遠野を始め遠くは広島・奈良から27人が集まる中、プロ級、一般、団体、勝抜戦の4種目が行われました。およそ200mの走路に的が55mの間隔で3つ設置されている中、出場者たちは、制限タイム内を意識しながら馬と呼吸を合わせ的中をねらいます。この中で、団体の部では遠野選抜が2位となりました。また、勝抜戦の部では、12秒以内に3つの的全て的中しなければいけないという条件の中、出場した7人のうち、唯一、3つの的すべて的中した地元、遠野郷馬っこ王国ライディングクラブの菊池茂勝さんが優勝しました。去年は、雨で中止となり2年ぶりの開催となりましたが、訪れた人たちは迫力ある競技に魅了された様子でした。

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