2018年7月9日放送

第100回夏の高校野球岩手大会 遠野高校 惜敗

第100回全国高等学校野球選手権記念岩手大会が先週金曜日(6日)に開幕し、遠野高校の初戦が行われました。岩手県営野球場で行われた開会式では、大会100回を記念した横断幕を大正時代から大会に参加している遠野高校を含めた5校の野球部員が持って入場し、これに続いて県内70校66チームの選手たちが力強く行進しました。このあと、100回を記念して岩手県出身・プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの銀次選手が始球式を行い、117キロのストレートをキャッチャーミットに投げ込みました。この日の第二試合、遠野高校と花巻南高校の初戦が行われ、最後まで目が離せない戦いとなりました。初回、遠野高校の攻撃、1番バッター松田が初球をとらえ出塁すると2番小松がバントを決めランナーを送り、続く荻野がヒットを放って1点を先制します。遠野高校は、2回ウラで相手に5点を許すも途中交代した2年のピッチャー畑山が打たせてとるピッチングで追加点を与えません。5回オモテは、8番菊池が鮮やかなセンター前ヒットで出塁し盗塁を成功させてチャンスを作ると、続くバッター松田のヒットでまずは、1点を還します。そして、チャンスで迎えた満塁の場面、バッターは4番の運萬。センター前にヒットを放ち、ランナー2人が還ってこの回3点を奪います。波に乗った遠野高校は、さらに7回で2点を追加し6対5と逆転するも8回で同点とされます。迎えた最終回、応援にも熱が入る中、先頭バッターの小松が渾身の一撃で3塁まで進むもそのチャンスを生かすことが出来ず、相手にさよならの1点を追加され6対7で残念ながら初戦突破とはなりませんでした。

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