2018年7月4日放送

チャタヌーガ高校生 小学生と交流深める

姉妹都市のアメリカ・チャタヌーガ市から遠野を訪れている高校生たちが、きのう(3日・火曜日)上郷小学校と遠野西中学校を訪れ、児童・生徒たちと交流しました。このうち、上郷小学校では、全校児童67人がチャタヌーガ市から来た高校生のお姉さんたちを温かく迎え入れました。最初に行われた紹介式では、高校生たちが、チャタヌーガ市の観光名所を紹介する映像とともにダンスを披露し、上郷小学校の児童たちも見よう見まねでダンスを踊りながら早速交流を深めていました。そのあとは、学年ごとに、日本の文化に触れ親しんでもらうための授業が行われました。1・2年生の授業では、折り紙で七夕の飾りを作って、短冊に願い事を書き、笹に飾り付けをしました。3・4年生の授業では、お手玉やけん玉など、日本の昔ながらの遊びを一緒にしました。高校生たちは、あっという間にお手玉やけん玉を覚え、成功すると、児童たちからは拍手と歓声が沸き起こっていました。5年生の児童たちは、フォークダンスやゲームを通して交流し、体育館には笑い声が響いていました。6年生の授業では、みんなで水墨画に挑戦しました。日本ならではの墨と筆をチャタヌーガの高校生たちも上手く使いこなして絵を描き、お互いに作品を見せ合いながら交流を深めていました。チャタヌーガの高校生たちは、言葉の壁を超えて、児童たちとの交流を深めながら、学年ごとに違った授業を通して日本の文化に触れ親しんでいました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.