2018年7月2日放送

遠野釜石地区支部 消防操法競技会

11回目となる遠野釜石地区支部消防操法競技会がきのう(1日・日曜日)、総合防災センターで開催され、消防団員たちが日ごろの訓練の成果を出し合っていました。この競技会は、消防団員の消防機器の取り扱い操作の基本を培い、消防技術の向上を図ることなどを目的に2年に1回開催されています。きのうは、遠野、釜石、大槌でそれぞれ予選を勝ち抜いたポンプ車の部と小型ポンプの部に出場する消防団員が集まりました。開会式で遠野釜石地区支部の支部長を務める遠野市消防団の松田克之団長は「消防操法の基本を守り正々堂々と競技してください」とあいさつしました。この後、遠野市消防団第5分団第2部の糠森邦寛さんが選手宣誓を行いました。ポンプ車の部、小型ポンプの部それぞれ士気や規律、迅速な行動、動作、チームワークなどが審査されます。強い日差しが照りつける中、消防団員たちは、集中力を切らさずこれまでの訓練の成果を見せていました。競技会の結果、ポンプ車の部の優勝は、前回2位だった遠野市消防団第7分団第1部。小型ポンプの部の優勝は、前回に続き今回も遠野市消防団第5分団第2部でした。ポンプ車の部、小型ポンプの部、それぞれ優勝から3位までが遠野勢という活躍でした。なお、ポンプ車の部1位の第7分団第1部と小型ポンプの部1位の第5分団第2部は、今月29日に矢巾町の岩手県消防学校で開催される岩手県消防操法競技会に出場します。

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