2018年7月2日放送

道の駅「遠野風の丘」創業20周年感謝祭

道の駅「遠野風の丘」が先週の土曜日(30日)創業20周年を迎え、これを記念して感謝祭が開催されました。前日に行われました前夜祭の様子と合わせてお伝えします。遠野風の丘創業20周年感謝祭を前日に控えた先週金曜日、あえりあ遠野で前夜祭が行われました。この前夜祭は、来年3月までの間、毎月テーマを変えながらロングランでさまざまなイベントが展開される感謝祭が成功に導かれるようにと、遠野市観光推進協議会が主催しました。この日は、遠野ふるさと公社の職員をはじめ、国や県、近隣市町村の関係者や県内外の観光関係者などおよそ150人が出席する中、最初に遠野風の丘20年の歩みがスクリーンに映し出されました。続いて遠野市観光推進協議会を構成する12団体が紹介された後、これからも遠野の魅力を広く伝えてほしいとの思いから、県内外の観光エージェント14社に対して、遠野応援アンバサダーの認定証が贈られていました。創業20周年感謝祭へそして、道の駅遠野風の丘のオープンからちょうど20年となったおととい(6月30日・土曜日)、来年3月までのロングランで展開される感謝祭が盛大にスタートしました。オープニングセレモニーは、晴れ晴れとした空の下、午前9時45分からビッグテントエリアで行われ、仙人太鼓が披露する力強い太鼓の音で幕を開けました。主催する遠野市観光推進協議会の関係者が出席する中、会長を務める本田市長があいさつしました。そして、20周年を祝い鏡開きが行われると、来場者に遠野の地酒「國華の薫」や遠野のりんごジュースが振る舞われました。このあと、子どもの部と大人の部に分かれてもちまきが行われ、観光施設で利用できる割引券が入ったもち袋やもち以外のお菓子や野菜もまかれ、大勢の参加者で盛り上がりました。道の駅「遠野風の丘」は、20年前の平成10年6月30日に物産交流センターとしてオープンし、翌年の平成11年8月に国土交通省から道の駅の認定を受け、年間およそ90万人が利用する地域振興の要となっています。東日本大震災では、自衛隊・救急隊の支援拠点として機能を発揮し、県の広域防災拠点に位置づけられ復興に向けて沿岸被災地の海産物の販売所も新設されました。20周年を迎えたこの日、遠野風の丘に入っているテナントのスタッフたちも訪れるお客を笑顔で迎えていました。遠野市農産物直売組合では、イベントに合わせて野菜3つで200円やヤマメの塩焼きの販売などを行い、お客を喜ばせました。この日は、IBCラジオ番組の公開生放送のほか、ビッグテントエリアでは、岩手、福島、山形、青森から8つの道の駅が集まった物販コーナー、来年のラグビーワールドカップをPRするブース、遠野の地ビールを楽しめる飲食コーナーも設けられました。また、ステージでは、北上市の黒岩鬼剣舞と地元・綾織しし踊りが披露され、イベントを盛り上げました。なお、おととい・きのうの2日間は、去年の同時期に比べておよそ2500人多いおよそ1万2400人が来場したということです。感謝祭のメインイベントは、9月17日(月曜日)まで、今回を合わせた全10回となっています。来週土曜日(14日)からの3連休は、「繋がりに感謝」をテーマに、北海道の道の駅の出店や道の駅グルメNo.1を決定するグランプリで去年、準グランプリに輝いた群馬県「道の駅おおた」の「上州もつ煮ぼと」が登場するほか、ステージイベントなどで催し物が予定されています。メインイベント以降も、今年度いっぱい感謝の気持ちが込められたイベントがロングランで開催されるということです。

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