2018年6月27日放送

国道340号整備促進期成同盟会総会

今年度の国道340号整備促進期成同盟会の総会が、きょう(27日・水曜日)あえりあ遠野で開かれました。同盟会は、一般国道340号の整備促進を行うことを目的に、県内の沿線8つの市町村と青森県八戸市をあわせた9つの市町村で組織されています。総会には、会長を務める本田市長を始め各市町村から代表者が集まり、今年度の事業計画案など6つの議案が審議され、承認されました。一般国道340号は、陸前高田市から北上山系を縦走して青森県八戸市に至るまで、総延長255キロメートルの広域的な幹線道路です。同盟会では、一般国道340号が、「命の道」として被災地の復興と安心・安全の確保などに重要な路線であることから、必要な予算の確保を国や県に要望する運動を行っています。総会では、引き続き国や県に早期整備を要望する決議文が全会一致で採択されました。これを踏まえ、来月7月に、岩手河川国道事務所や東北地方整備局などへの要望活動が行われることになっています。なお、遠野市と宮古市を結ぶ立丸第一トンネルが去年9月に貫通式を終え、今年度、供用が開始される予定です。県の遠野土木センターでは、トンネルのコンクリート塗装や照明設備などを進めながらことし12月までに開通できるよう努力していくとしています。

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