2018年6月26日放送

市長記者懇談会

市長記者懇談会がきょう(26日・火曜日)本庁舎で開かれました。きょうの記者懇談会では、道の駅「遠野風の丘」創業20周年感謝祭やブラジル視覚障害者5人制サッカー関係者が遠野を視察することなどについて発表がありました。道の駅「遠野風の丘」創業20周年感謝祭については、平成10年6月30日のオープンからちょうど20年を迎える今週30日・土曜日を皮切りに、さまざまなイベントが実施されることになっています。前日・29日には、関係者による前夜祭が開かれ、メインイベントとなる今週土曜日から2日間は、東北の道の駅が集まる物販コーナーや地ビールフェアのほかステージイベントなどが予定されています。オープニングセレモニーは、初日の午前9時45分から行われ、仙人太鼓の披露や餅まきなどが予定されています。これについて、本田市長は、「道の駅の存在感をしっかりとアプローチしながら、遠野全体の底上げや観光振興、交流人口の拡大などにもっていきたい」と話していました。続いて、ブラジル視覚障害者5人制サッカー関係者が、視察のため、来月11日(水曜日)から13日(金曜日)までの3日間、遠野を訪れることが発表されました。遠野市は、再来年開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会のブラジルのホストタウンとして去年12月に登録され、先月は、共生社会ホストタウンにも登録されています。視察には、ブラジルの視覚障害者スポーツ連盟などから4人が訪れ、練習会場や宿泊施設などをまわるほか、意見交換会や事前合宿の覚書締結式が予定されています。また、ブラジル料理の給食で地元の子どもたちと交流をすることも予定に組み込まれています。本田市長は、「視察を通して関係者から助言をもらい絆を確認し合いながら共生社会のまちづくりとオリンピック・パラリンピックに向けての環境づくりに本格的に取り組んでいきたい」と話していました。なお、8月には、市の関係者がブラジルを訪問する予定です。他に、平成21年度から市内小学校の5・6年生を対象に実施されてきた遠野わらすっこ「夢の教室」が中学2年生についても実施されることが中浜教育長から発表されました。これは、実施から10年目を迎えることを契機とするとともに「市長と語ろう会」の中で中学生から希望があったことから実施されます。「夢の教室」を中学校で実施するねらいについて中浜教育長は、「高校進学に向けて改めて自分の夢や目標を実現させるために何を選択していくかを真剣に考えるきっかけにしてほしい」と話しています。今年度の「夢の教室」は、来月・7月5日(木曜日)遠野西中学校を皮切りに9月までの間、中学校3校、小学校3校で実施されることになっています。初日となる来月5日の遠野西中学校では元サッカー日本女子代表の川上直子さんが、6日の遠野東中学校では、横浜Fマリノスなどでプレイしてきた安永聡太郎さんが、夢先生を務めることになっています。なお、2人は、10年ほど前に遠野で実施された1回目の「夢の教室」でも夢先生を務めているということです。

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