2018年6月25日放送

東北馬力大会 馬の里遠野大会

第43回東北馬力大会馬の里遠野大会がきのう(24日・日曜日)、宮守町の柏木平優遊広場で開催され、ことしも人馬一体となったレースが繰り広げられました。晴れ晴れとした天気に恵まれたきのうの馬力大会には、遠野市内をはじめ、山田町や北海道などから延べ30頭が出場し、馬の年齢や積載量別に全部で9レースが実施されました。レースは、最大で975キログラムの重りを載せたソリを引き、大小2つの障害がある150メートルの直線コースでタイムが競われました。その中、去年から行われているオーナーレースでは、高さ2.5メートルの第2障害をオーナー自らが愛馬と呼吸を合わせながら突破していくというものです。ことしは、青笹町の小松功さんが所有する「チヨノシアトル」が最後まで目を離せない激戦を制し、見事、初優勝となりました。また、横綱級の馬で競われる一流馬のレースでは、青笹町の菊池良夫さんが所有する「ハヤチネタカラ」が2位となる健闘ぶりを見せました。その他のレースでも土ぼこりを上げながら人馬一体となって障害を乗り越えていく迫力あるレースが展開され、集まったおよそ6200人の観客たちは魅了された様子でした。

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