2018年6月20日放送

妖怪をつくるワークショップ

遠野で集めた素材で妖怪を作るワークショップが、今週日曜日(17日)中央通りの旧三田屋で開かれました。このワークショップは、遠野の文化を保存・継承するとともに観光や教育、地域の生業づくりなどに展開させる「to know」プロジェクトに取り組んでいる地域おこし協力隊のメンバーなどが開きました。現在「to know」では、ことしで37年目となる遠野小学校の全校表現活動「遠野の里の物語」とコラボレーションし、ダンサーやアーティストなどの力を借りて伝統に新しい魅力を加えた舞台作りに取り組んでいます。この日は、「遠野の里の物語」で舞台美術に携わるアーティストの杉原信幸さんを招いて「自分の中にいる妖怪」をテーマに会場に展示する妖怪を作りました。参加した人たちは、遠野で集めた大きな木の枝や布・草履などの素材を組み合わせて思い思いの妖怪を作り出しました。なお、今後は、ダンサーを招いて小学生に踊りの指導をするなどして、10月の本番に向けて準備を進めていくということです。

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