2018年6月18日放送

市議会一般質問始まる

6月の遠野市議会定例会一般質問が始まり、きょう(18日・月曜日)は、4人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、佐々木大三郎議員、宮田勝美議員、菊池美也議員、細川幸男議員が登壇しました。<1人5秒ずつ>そして、馬事振興や空家対策などについて、市の考えをただしました。この中で、遠野ふるさと公社が経営改革3か年計画を掲げて取り組んだ平成29年度の事業内容が減収減益で、赤字決算となった要因についての質問に本田市長は、売り上げの減少が赤字に影響している要因だとし、ふるさと公社としての公益性と収益性のバランスを、どのようにとるかが重要である。遠野の魅力を高めていく中で、ふるさと公社の位置付けを見据えながら、経営改革になお一層取り組んでいくと答弁しました。また、平成18年の出店以降赤字が続く、イオン盛岡南店内にある「結の市」の今後のあり方について本田市長は、マーケティング・プロモーション・インバウンドの3つの切り口から、観光振興交流人口の拡大を目指している。結の市としての役目が見えてこなければ、撤退も選択肢の中にある。緊張感を持って検討していかなければならないと答弁しました。このほか共生社会の実現に向けたこれまでの取組みと、今後の展開について本田市長は、施設のバリアフリー改修をはじめ、小学生を対象にしたパラスポーツ体験や大会への参加などで、心のバリアフリーに対する取り組みを実施してきたと答えました。また、今回の登録により共生社会を実現する機会を子どもから広め、「違いを知る違いを尊重する違いと絆がる」取組みを進めながら、思いやりと心づかいのみえる街づくりを目指すとしています。そして本田市長は、今後予定されている遠野駅舎や中心市街地の整備についても、ユニバーサルデザインの理念を活かして進めて行きたいと考えを示しました。市議会定例会は、あす(19日・火曜日)も一般質問が行われ、4人が質問する予定になっています。

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