2018年6月13日放送

新しい「遠野物語を創るプロジェクト」協定書調印

遠野高校が昨年度から取り組んでいる新しい『遠野物語』を創るプロジェクトの更なる推進を図ろうと、きのう(12日・火曜日)、遠野高校で協定書の調印式が行われました。遠野高校では、地域を再認識し、グローバルな視点に立って地域の課題を解決しながら持続可能な地方創生を担う人材の育成を図ろうと、昨年度から新しい『遠野物語』を創るプロジェクトに取り組んでいます。きのうの調印式には、プロジェクトに協力する遠野市をはじめ、遠野市教育文化振興財団、遠野ふるさと公社など、団体の代表者7人が出席しました。初めに遠野高校の阿部伸校長が「生徒自身がさまざまな課題意識を持っていろいろな人たちと課題を解決していくための協定書への調印です。これを機に積極的に活動してほしい」とあいさつしました。続いて全校生徒399人が見守る中、調印に入り、阿部校長とプロジェクトに協力する9団体を代表して本田市長が、それぞれ協定書に署名しました。この後、本田市長は、「プロジェクトを通じて生徒諸君には、歴史と伝統、文化、風土を学びながら、その一方で国際的な視点を持っていろいろな遠野を見てほしい」と生徒たちを激励していました。なお、今年度の新しい『遠野物語』を創るプロジェクトは、すでに先月(5月)から実施されていますが、今後、協力する9団体は、団体の特性を生かしたプログラムを作成、提供し、運営などを行っていくことになります。

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