2018年6月13日放送

遠野エリアの地域活性化に関する連携協定締結

遠野駅を核とした市内全域の地域活性化を推進するため、キリンビール、JR東日本盛岡支社、遠野市の3者による連携協定の締結式が、きのう(12日・火曜日)市役所本庁舎で行われました。きのうの締結式には、キリンビールの泉水謙二岩手支社長、JR東日本の大内敦盛岡支社長、本田市長が出席しました。遠野市では、キリンビールとともに、平成19年度から、ホップ生産の後継者不足を食い止め、ビールを軸にしたまちづくりを推進する「TKプロジェクト」として、ホップの振興を中心とした活動をしてきました。3年前からは「ホップの里からビールの里へ」を合言葉に、TKプロジェクトをさらに進化・発展させ、遠野市の大切な資産であるホップの魅力を最大限に活用して、自治体・企業・住民が多面的に地域活性化活動に取り組んでいます。また、JR盛岡支社では、「SL銀河」の運行や地産品の販路拡大、交流人口拡大など、遠野市と連携・協力してさまざまな施策に取り組んでいます。きのうは、遠野エリアの地域活性化を推進するため、3者による連携協定の締結が行われました。連携事項は「農林畜産物の生産およびその加工品の製造販売を含む遠野エリアの産業の振興に関すること」など4つとなっていて、3者がお互いの強みをいかし、遠野エリアの地域活性化、TKプロジェクトの更なる飛躍を目指します。先月27日には、JR盛岡支社がこの協定締結の先駆けイベントとして、大槌復興米の田植えイベントを綾織町で開催し、3者の絆を深めていました。なお、JR盛岡支社が、地域活性化に関する連携協定を締結したのは、岩手県内では遠野市が初めてということです。

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