2018年6月11日放送

緑化祭「里山フェスタ2018」

遠野市緑化祭「里山フェスタ2018」がおととい(9日・土曜日)、宮守町で開催されました。このイベントは、市民の手で苗木を植栽し、里山を整備しようと遠野市や岩手南部森林管理署遠野支署などによる遠野市緑化祭実行委員会が毎年この時期に開催しています。この日は、森林愛護少年団など過去最高のおよそ500人が集まりました。開会行事で参加したおよそ350人の森林愛護少年団を代表して遠野北森林愛護少年団の大木戸美空さんがみどりの誓いを行いました。この後、郵便局記念品贈呈が行われました。平成11年からおよそ20年、緑化祭に参加している市内11局の取り組みが去年、日本郵便環境大賞の優秀賞を受賞したことを受け、記念の盾が緑化祭実行委員会の委員長を務める本田市長から市内の郵便局を代表して附馬牛郵便局の松田昭博局長に贈られました。また、この日は、新たに結成された遠野小森林愛護少年団の結団式も行われ、代表して阿部修大君が森林愛護少年団のユニフォームである帽子とスカーフを受け取りました。この日の会場となった宮守町達曽部の椛川目市有林は、およそ200haの広さがあり、そのうち住宅用の木材に使われるため去年伐採されたおよそ1haで松くい虫の被害を受けないカラマツが植栽されました。子どもたちは、苗木を植えるため土を掘る作業に苦労しながらもお父さんやお母さんに手伝ってもらいながら植栽に汗を流していました。この日のテーマは「未来につなぐ森林づくり」。カラマツの植栽が終わると緑化祭に親子三世代で参加している青笹町の菊池長春さん正竜さん、結月君などがヤマザクラの記念植樹を行いました。最後に、森林愛護少年団が植栽したカラマツが将来、立派な木になることを期待しながらことし参加した緑化祭の感想などを述べました。

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