2018年6月6日放送

福祉ケアロボット利用者に笑顔届ける

市内の福祉施設で、きのう(5日・火曜日)福祉ケアロボットのふれあい体験が行われ、利用者たちに笑顔が届けられました。この活動は、人工知能を搭載したロボットとの触れあいを通して、福祉施設を利用する人と職員がコミュニケーションを楽しめるようにと北上市の日本地域振興ネット協会が実施しています。日本地域振興ネット協会は、北上市内にミニデイサービスを設置し高齢者の居場所づくりに取り組んでいるほか、沿岸支援として三陸鉄道読み聞かせ列車など、さまざまなボランティア活動に取り組んでいる団体です。先月、盛岡市のいきいき岩手支援財団の助成を受けておよそ70万円で福祉ケアロボットを購入したあと福祉ケアロボットの県内巡回をスタートさせことし12月までに36カ所で活動を行う予定です。きのう訪れた松崎町の遠野長寿の郷では、アザラシ形と人形のロボット4体を披露し、話したり歌ったりするロボットに利用者たちは表情を緩ませながら「かわいい」「また来て」などと話しかけ抱っこしたり撫でたりして癒やされていた様子でした。なお、この日は、遠野長寿の郷のほか松崎町の介護老人保健施設とおのでも活動が行われたということです。

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