2018年6月5日放送

県知事が本庁舎など視察

岩手県知事が、きのう(4日・月曜日)遠野市を訪れ、市役所本庁舎ととぴあ庁舎を視察しました。達増知事は、きのうの午後、遠野市を訪れ、去年9月に開庁し、中心市街地活性化の核となっている市役所本庁舎と、震災以降、市役所機能を維持しているとぴあ庁舎を視察しました。達増知事を出迎えた本田市長は、正面玄関の両脇にある11本の柱は1町10カ村を表していることや、多目的市民ホールの「まちなか図書ルーム」は、高校生が列車待ちをしながら勉強できるように夜9時まで開館していることなどを説明していました。本庁舎を実際に目にしたのはきのうが初めてという達増知事は、本田市長や市の職員からの説明を熱心に聞きながら、地場産の木材をふんだんに使った本庁舎のぬくもりを肌で感じ取っていました。そして、とぴあ庁舎は利便性が高いという市民からの声を取り入れ、「本庁舎」と「とぴあ庁舎」を渡り廊下でつなぎ商業施設との「複合庁舎」になっていることを説明すると、買い物と併せて利用できる便利さに達増知事もうなずきながら理解している様子でした。また、市の現状と課題について懇談が行われたあと、達増知事は、本庁舎の地下にある木質バイオマスボイラーを見学し、さらなる林業の活性化にも期待を高めていました。

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