2018年6月5日放送

市長記者懇談会

市長記者懇談会がきのう(4日・月曜日)市役所とぴあ庁舎で開かれました。きのうの記者懇談会では、3つの項目について発表がありました。このうち、本田市長は、来週12日(火曜日)に開会する6月市議会定例会に提出する平成30年度遠野市一般会計補正予算案の概要について、歳入歳出にそれぞれ1億8226万5千円を追加し、予算の総額を179億6226万5千円とすると発表しました。主な内訳は、道の駅遠野風の丘創業20周年感謝祭関連経費におよそ1539万円。ことし3月9日に発生した豪雨などにより被害を受けた市内およそ30カ所の市道や林道・水路の災害復旧事業費に5100万円。遠野駅舎の再整備に向けた基本計画調査に係る負担金としておよそ896万円。新規事業として、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックホストタウン会場整備事業費におよそ637万円。小学校大規模改造整備事業費として、土淵小学校の備品購入費におよそ1944万円。産地パワーアップ事業費として、ホップの新品種の導入および圃場を拡大する生産基盤整備に1202万円などとなっています。また、本田市長は、去年9月に姉妹都市を締結したアメリカ・チャタヌーガ市から遠野市への高校生派遣事業を、10年ぶりに再開すると発表しました。今月22日から7月8日までの17日間、遠野の中高生の受け入れをしているCSAS校の高校生7人と引率教諭2人が遠野を訪れ、市内の家庭にホームステイしながらさまざまな教育・交流プログラムに参加するということです。なお、滞在期間中は、主に遠野高校と緑峰高校に通学し授業や部活動を体験するほか、一部の小・中学校への友好訪問も予定されているということで、本田市長は「遠野ならではの国際交流を実のあるものにし、両市の絆を太く確実なものにもっていきたい」と話していました。また、中浜教育長は、小・中学校の外国語教育が2020年度から大きく変わることに対応するため、外国語指導助手(ALT)を3人に増員して教育の充実を図っていくと発表しました。

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