2018年6月4日放送

景観資源の保全と再生可能エネルギーの活用との調和に関する審議会

景観資源の保全と再生可能エネルギーの活用との調和に関する審議会が先週金曜日(1日)本庁舎で開かれました。この審議会は、遠野の景観資源の保全と再生可能エネルギーの活用について調査・審議するために設置された市長の諮問機関です。初めに、本田市長から委員に対する辞令が交付されました。委員は、岩手県立大学の教授や岩手県環境フロンティア遠野などから12人が務め、このうち岩手大学農学部の井良沢道也教授が、審議会の会長に決まりました。任期は、再来年の5月31日までの2年間となっています。遠野市では現在、太陽光発電の事業計画が10件、風力発電の事業計画が4件あり、この日は発電事業区域が3000uを越える3件の発電事業の計画内容について協議されました。この中で、発電施設を設置することによる景観資源への影響のほか、工事に伴う森林伐採によって土砂崩れなどの自然災害が発生する可能性などについて話し合われたということです。なお、発電事業計画の具体的な内容と方向性については、今年度内に開催予定の審議会で確認していくということです。

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