2018年5月31日放送

自転車交通安全教室

自転車の交通事故をスタントマンが再現する交通安全教室が、きのう(30日・水曜日)遠野中学校で開かれました。この教室は、生徒に交通事故の危険性を疑似体験してもらい交通事故の怖さとともに安全な自転車利用の必要性を伝えようと、JA共済、岩手県警察本部、JAいわて花巻が開きました。教室では、遠野中学校の全校生徒が参加する中、プロのスタントマンが違反走行の事故やトラックが左折する時の内輪差による巻き込み事故など、8つの自転車事故を再現しました。生徒たちは、再現を通じて、自転車に乗っている際に潜む危険について学びながら、発進前と方向転換では右後ろを確認すること、傘さし運転や携帯電話を使用しながらの片手運転はしないことなど、交通ルールを守ることの大切さを心に刻んでいました。なお、遠野中学校は、遠野警察署が指定する自転車安全利用モデルおよび自転車盗難防止モデル校に指定され、来年3月31日までのおよそ10カ月間、自転車の安全利用について地域の模範として取り組むことになっています。最後に、生徒会長の佐々木虹南君は、「貴重な体験を日々の生活に生かし、遠野中学校が自転車の乗り方について全国の見本となるよう精進したい」と交通安全を誓いました。

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