2018年5月30日放送

遠野市教育研究所授業交流会

今年度1回目の授業交流会が開かれました。この授業交流会は、市内小中学校の教職員が連携し、中学校区ごとに設けている「2つの視点」で互いの授業を見合い意見交換をすることでよりよい授業づくりにつなげようと遠野市教育研究所が毎年開いています。きのう(29日・火曜日)は、遠野中学校区で開かれ、会場の遠野中学校には、遠野中学校区の小中学校の教職員などおよそ90人が、1年生の国語・社会・英語・音楽の授業を参観しました。教職員たちは、遠野中学校区の「課題意識の持続」と「達成状況の把握」の2つの視点で、子どもたちの興味関心を引き出し授業の終わりまで持続的に関心を持てるよう働きかけが出来ているかや、どこまで分かったか把握出来ているかなど、メモをとりながら参観していました。授業のあとは、2つの視点に基づいたワークショップ形式での分科会が開かれました。教職員たちは、小学校、中学校のそれぞれの立場から意見を交換し合い、子どもたちの義務教育の9年間の学びをより良いものにしようと小中のつながりをさらに深めていました。なお、この授業交流会は、きょう(30日・水曜日)、遠野東中学校区と西中学校区、それぞれの中学校で開かれたということで、秋には、小学校を会場にした授業交流会も予定されています。

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