2018年5月30日放送

共生社会ホストタウンに登録

臨時の市長記者懇談会がきのう(29日・火曜日)本庁舎で開かれ、共生社会ホストタウンの登録について発表がありました。本田市長は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の共生社会ホストタウンに遠野市が登録されたと発表しました。共生社会ホストタウンとは、パラリンピアンとの交流をきっかけに、共生社会実現のためのユニバーサルデザインの街づくりと心のバリアフリーの取り組みを実施することを意味します。共生社会ホストタウンには、去年12月に先行的な取り組みとして6件が登録されていて今回は、遠野市を含む7件が追加登録となりました。この登録は、岩手県では初めてということです。遠野市は、去年12月にブラジルの視覚障害者5人制サッカーのホストタウンに登録されていて、ことし7月には、関係者が宿泊施設などの視察のため遠野を訪れる予定です。今後は、「子どもから広める共生社会違いを知る違いを尊重する違いと絆がる」をコンセプトに宿泊施設や市民サッカー場周辺のバリアフリー化などハード面の整備を進めるほか、市内の小中学生を中心にパラリンピアンによる体験型授業やパラスポーツの体験など障がい者の理解・促進を進めていくということです。今回の登録を受け本田市長は、「本当に嬉しく思う。思いやりを持った街づくりに取り組み、迎え入れる体制を構築していきたい」と述べていました。

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