2018年5月29日放送

復興米田植えイベント

復興米のPRに向け、おととい(27日・日曜日)、綾織町で田植えイベントが開催されました。このイベントは、来月6月12日(火曜日)に遠野市とキリンビールと相互に連携・協力し遠野エリアの地域活性化を推進するための連携協定を結ぶJR東日本盛岡支社が、遠野の魅力を発信する先駆けイベントとして開きました。初めに、JR盛岡支社の大内敦支社長は、「ますます遠野エリアが元気になるような取り組みを進めていきたい」とあいさつしました。イベントには、本田市長やキリンビール岩手支社・泉水謙二支社長のほか、地元・綾織小学校の児童と緑峰高校の生徒も参加し、「大槌復興米」を生産している綾織町の農家・綱木秀治さんの田んぼで田植えを行いました。「大槌復興米」は、東日本大震災で被災した大槌町の民家跡に3株だけ実り育った奇跡のお米で、震災の翌年・平成24年に遠野まごころネットが中心となって栽培を始めました。去年は、青笹町にある上閉伊酒造で大槌復興米を使用した特別純米酒「たえの酒」が販売されるなど商品化も進んでいます。JR盛岡支社では、今後、復興米の魅力をさらに発信するため復興米を使ったオリジナルビールの開発や関連商品を駅で販売するなど販路拡大の支援を行っていくということです。

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