2018年5月28日放送

JAいわて花巻第20回通常総代会

遠野市を含む県中央部の農業協同組合、JAいわて花巻の第20回通常総代会が先週金曜日(25日)、花巻市内のホテルで開かれました。総代会には、JAいわて花巻管内の遠野、花巻、北上、西和賀、釜石、大槌の総代、989人のうち、本人と委任状出席などを合わせて、931人が出席しました。総代会では、はじめに阿部勝昭代表理事組合長が、「第3次中期経営計画と営農振興計画の最終年度となる今年度は、その最重点目標である農業者の所得増大と農業生産の拡大に総力を挙げて取り組みたい。」と挨拶しました。この後、議事に入り、昨年度の事業報告と今年度の事業計画など8議案が審議され、すべて原案の通り承認されました。その中、昨年度は、収益性が高いアスパラガスやピーマンなどの作付け推進などに継続して取り組んだほか、新たに花巻市内にデイサービスセンターを開所し、高齢者福祉サービスの充実を図ったということです。その事から昨年度の決算は、事業総利益がおよそ56億8100万円となり、経常利益は、およそ7億3600万円で、当期剰余金がおよそ5億1300万円、計上したことが報告されました。また、今年度の事業計画では、重点品目であるアスパラガスやピーマン、玉ねぎなどの生産拡大、担い手経営体への経営支援などを行うということです。さらに食と農、地域とJAを結ぶ「くらしの活動」を積極的に展開し、地域コミュニティの維持、活性化に取り組み、今年度の目標販売額である250億円を目指していくということです。なお、今年度、JAいわて花巻では、組合員と役職員が一丸となって「農業者の所得増大、農業生産の拡大」などの目標達成に向けて、まい進していくとしています。

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