2018年5月28日放送

遠野市消防演習

晴れやかな五月晴れとなったきのう(27日・日曜日)、遠野市消防演習が行われました。遠野市消防演習は、有事の際に迅速かつ的確に消防活動が遂行できるように訓練するとともに市民の理解を深め防火意識の高揚を図ろうと毎年行われています。きのうは、初めに、遠野小学校のグラウンドで消防団行事が行われ、各分団から出動する人員と車両について報告されました。訓示では、遠野市消防団の松田克之団長が「市民の安心・安全のためにさらなる努力を誓いながら消防演習では目配りと気配りをして安全に努めて行っていただきたい」と訓示を述べました。このあと、青笹小学校と上郷小学校の少年消防クラブの5・6年生を先頭に分列行進が行われ、消防団員など601人と車両61台による大編成が堂々と行進しました。続いて、早瀬川緑地公園に会場を移し、退職消防団員に対する感謝状表彰のあと、各種訓練が行われました。訓練は、青笹小学校少年消防クラブの6年生5人による軽可搬ポンプ操法から始まり、5人は、この日のために練習してきた成果を存分に発揮していました。また、「防火の誓い」では、上郷小学校少年消防クラブ6年の泉田涼風さんが「仲良く、明るく、楽しく、元気いっぱい活動すること」などの誓いを読み上げました。これに続き、消防団による中隊訓練やポンプ車操法、放水訓練なども行われました。最後は、岩手県防災ヘリコプター「ひめかみ」による救助訓練が行われ、会場を訪れていた子どもたちは近くで見るヘリコプターに目を輝かせていました。終わりに、岩手県消防学校長の菊池利光講評官は、各種訓練について極めて優秀と評価し、ことしの消防演習を締めくくりました。

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