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2018年5月24日放送

キリン・地域のちから応援事業助成金贈呈

「平成３０年度キリン・地域のちから応援事業」の助成金贈呈式がきのう（２３日・水曜日）、青笹町の遠野市シルバー人材センターで行われました。キリン・地域のちから応援事業は、キリンビールの創立７５周年を記念して今から３７年前の国際障害者年に設立されたキリン福祉財団の新しい事業です。キリン福祉財団は、福祉行政の手の届きにくい福祉の谷間に支援することを方針に、障がい児・障がい者福祉、高齢者福祉、児童・青少年福祉、地域社会福祉などに取り組む多くの活動に対する支援を行っています。この中で、今年度・平成３０年度から新たに、地域の福祉向上に関わる幅広いボランティア活動を実施する団体に対して助成する「キリン・地域のちから応援事業」を実施しました。この事業は、公募型で実施され、全国から応募のあった３６５団体中１６２団体に助成が決まり、県内では、遠野市シルバー人材センターのみまもり隊を含める３つの団体が選ばれています。みまもり隊は、小学生の登下校時の安全と防犯を目的に１２年前からボランティア活動に取り組んでいて、現在のメンバーは１１人です。みまもり隊が取り組む小学校の子どもたちの見守り活動が犯罪の抑止と多世代交流につながると高く評価され、今回、助成が決定したということです。助成金の贈呈式では、みまもり隊の菊池攻隊長にキリンビール岩手支社の泉水謙二支社長から助成金１２万円の目録が手渡されました。贈られた助成金は、活動に必要な備品を購入する際などに役立てられるということです。

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