2018年5月23日放送

遠野商工会通常総会

遠野商工会の通常総会がきのう(22日・火曜日)あえりあ遠野で開かれました。総会には、委任状出席を含める427人が出席し、昨年度・平成29年度の事業報告や今年度・平成30年度の事業計画案などについて審議され、すべて承認されました。遠野商工会では、地域経済を支える小規模事業者の持続的な発展を支援するために策定した「経営発達支援計画」が、ことし3月に経済産業大臣から認定を得ています。この計画は、平成30年度から5年間の実施事業が盛り込まれていて、経営改善普及事業の中でも特に重点的に実施する事業であり、小規模事業者の技術向上や新たな事業分野の開拓など事業者の経営発達を支援するものです。これを踏まえ、今年度の重点事業目標に4つを掲げています。内容は、若い世代や女性創業希望者などの掘り起こしを行い新たな事業者の創出に取り組むことや、企業の特性と強みを活かした経営に取り組む小規模事業者の育成などとなっています。遠野商工会では、これまでに引き続き「巡回訪問」を基本としながら、今年度から始まる経営発達支援事業の着実な実施と経営支援の強化や地域経済の活性化に取り組んでいくということです。また、任期満了に伴う役員の選任が行われ、会長、副会長ともに再任となりました。任期は、来月・6月1日から平成33年5月31日までの3年間ということです。なお、総会終了後に表彰の伝達が行われ、平成29年度いわてビジネスイノベーションアワードの経営革新部門で市内の栄組が大賞を受賞し、賞状と記念の盾が贈られました。このほか、平成29年度経営革新計画承認企業として岩手県から市内6つの企業が承認を受けたことで、岩手県商工会連合会からそれぞれに記念章が贈られています。

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