2018年5月23日放送

事業系等もえるごみ手数料有料化検討説明会

事業系等もえるごみ手数料有料化検討説明会がきょうから(23日・水曜日)、始まっています。遠野市では、来年4月からの導入を目指して、これまで無料となっていた事業系もえるごみと遠野中継センターに直接搬入される家庭系もえるごみの手数料の有料化を検討しています。きょうの説明会は、手数料有料化に向けた検討状況について説明し、事業者や市民から直接、意見を募ろうと午前と午後の2回、開かれました。この内、午前に開かれた説明会では、市内の事業所から40人が参加する中、市の担当者がごみ処理手数料有料化に向けた概要について説明しました。それによりますと有料化検討の目的については、ごみ排出量に応じた手数料の徴収により費用負担の公平性を確保するため、「処理費用の応分負担」など4つを理由として挙げていました。ON(説明の様子)また、事業系もえるごみと遠野中継センターに直接搬入される家庭系もえるごみの手数料額については、10キログラム当たり130円とすることが示されています。また、説明会では、各事業所に対して、ごみ排出量に応じた手数料の予算確保などの「有料化導入に向けた準備」、「ごみ分別、減量、リサイクルの取り組み」の2つの事を検討してほしいと呼びかけも行われていました。この後、質疑応答に入り参加者からは、「事業所であってもごみの排出量が少量であれば集積所に出せるような仕組みにしてほしい」といった要望が出されていました。今後、市では、来月1日まで全部で7回開かれる説明会での意見や提言、要望を参考にしながら、来年、平成31年4月からのごみ手数料有料化の導入を目指すということです。なお、この説明会は、あす、24日・木曜日も午前10時と午後2時の2回、あえりあ遠野で開かれる予定となっています。

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