2018年5月22日放送

市史編さん現代編部会辞令交付

遠野市史編さん現代編部会の辞令交付式が、きのう(21日・月曜日)市立図書館視聴覚ホールで行われました。遠野市史編さん現代編部会の委員として辞令を受けたのは、昨年度まで遠野文化研究センター部長を務めた小向孝子さんです。本田市長は、「長年のノウハウと経験を生かし、現代編にきちんとメスを入れながらまとめる手伝いをお願いします」と、辞令書を手渡しました。辞令を受けた小向さんは、「2年の間に刊行するという大きな目標に向かって微力ながらお手伝いをさせていただきます」とあいさつしました。任期は、「現代編」の刊行が予定されている平成31年度までのおよそ2年間です。遠野市史の編さんは、「遠野市史」「宮守村誌」の発刊以来40年以上が経過し市村合併など遠野市が大きく変わってきたことから、これまでの歴史を振り返り、後世に引き継ぐべき資料を収集・整理しながら遠野の歴史・文化を総合的にまとめようと平成27年度から行われています。この中で、ことし3月には、「遠野市史叢書・遠野南部家御用留書・天保年間」が刊行され、今後は、「現代編」「資料編」「通史編」「民俗編」がそれぞれ刊行される予定です。このうち、「現代編」については、岩手大学教育学部教授の今野日出晴部会長を初め、地域の歴史に詳しい人たちで構成された遠野市史編さん現代編部会を中心に、来年度・平成31年度の刊行を目指して準備を進めているところです。現代編部会は、今後、業務委託業者と協力しながら、広く市民に親しまれ読みやすく活用されるような「現代編」の刊行を目指し、原稿作成や文字校正、表紙のデザインなどについて検討していくということです。

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