2018年5月21日放送

遠野高校文化部が福祉施設でミニ発表会

遠野高校の文化部の生徒たちが、先週土曜日(19日)健康福祉の里を訪れ、地域の人たちに合唱などをプレゼントしました。遠野高校の文化部は、震災後、被災者支援や地域の高齢者との交流の場として、毎年、ミニ発表会を開いています。この日は、ふれあいホーム薬研淵と通所介護事業所同心館の利用者およそ50人と交流を深めました。発表会の前には、茶道部の生徒たちが、お茶とお菓子で集まった人たちをもてなしました。ミニ発表会では、初めに、生徒会執行部の生徒たちがプロジェクターを使って自分たちの学校を紹介しました。続いて、邦楽部・音楽部・吹奏楽部の生徒たちが、琴やフルートの音色と合唱を会場いっぱいに響かせ、集まった人たちは、リズムをとったり、歌を口ずさんだりしながら楽しんでいました。最後に、ふるさとを全員で歌い、会場全体が一つとなっていました。アンコールが送られると、高校生たちが、おじいちゃん・おばあちゃんのそばに寄り添いながら一緒に歌い、歌い終わると「ありがとう」の言葉と握手を交わしていました。このミニ発表会は、冬にも開かれる予定ということです。

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